こんにちは。お仕事サポーターのきゃりみです。
社会人になると、ビジネスマナーはできていて当たり前なんですよね。
当たり前のことだから、知らないと恥をかいちゃうので最低限のルールは知っておきたいものです。
そんなの面倒で覚えられないわー
目上の方と同席する際にはそれぞれの空間に合ったマナーがありますが、敬意を払うべきの人に良い席やリラックスして頂ける席に座って貰うという考え方がベースにあります!
- 社会人1年生
- 上司や得意先と同行・同席の機会がある
- ビジネス基本マナーを身につけたい
- 席次基本ルールの例外も押さえたい
応接室の席次
- 上座は目上の人に座って貰い、下座は立場の低い人が座ります。基本的な考え方としてドアに近い方が下座になります。
- 図2のように部屋の形状的に迷う場合は「長椅子のソファーが上座」「肘掛けの椅子が下座」と覚えましょう。
- オフィスの中の一角にある応接コーナーでは、職場のデスクから遠い席が上座となります。
- 図4のように窓の位置や絵画の位置によっては手前が上座となります。
美しい景色の見える窓や、貴重な絵画などがある場合はその正面が上座となります。
本来上座ではない席を眺めが良いなどの理由で上座として案内する場合は「こちらのお席の方が景色をご覧頂けますので宜しければどうぞ」などと伝え、お客様や目上の方に誤解がないようにしましょう。
来客対応
応接室のセッティング
応接室は、突然の来客にも対応できるように常に清潔に整理整頓しておきましょう。
- テーブルが汚れてないか?埃がたまってないか?
- 椅子のカバーは汚れていないか?
- 掛け時計の時間は合っているか?
- 植木や花が枯れていたりカレンダーの日付は現在のものか?
- 社内報などが古いものではないか?
訪問時の場合
訪問先がお客様企業(取引先)の場合でも、訪問した方(自分)が上座に座るのが基本です。当然のように上座に座ると失礼になりますので、すすめられてから椅子に座りましょう。
- 背もたれにはもたれないようにし、ソファーと腰の間をこぶし1つ分ほど空けて座ります。
- バッグは足元、コートは自分が座っている椅子の背もたれと背中の間に置きます。
- 資料などを持参した場合は担当者が来られる前にテーブルに出しておきましょう。
- 「コーヒーと緑茶のどちらがよろしいでしょうか」と尋ねられたら、遠慮せずにはっきりと飲み物を選んで構いません。
出された飲み物は飲んでいい?
せっかく出して頂いたお茶やコーヒーは口を付けるのがマナーです。
飲めるようであれば全部飲み干すと良いですが、少し残しても問題ありません。
飲むタイミングは、相手の方が飲むタイミングに合わせる、相手に「どうぞ」と進められた時に飲むのが良いでしょう。
飲むタイミングを逃したら、帰り際に「せっかくなので頂戴いたします」と言って口をつけましょう。
会議室の席次
人数が多い打ち合わせや、他社との打ち合わせなどシーンに合わせた席次をおさえておきましょう。
丸テーブル(円卓)や長テーブル、コの字型テーブルによって座り方が違ってきますが、「議長席」が中心となり、議長席と近い場所が上座となります。
宴会の座席
料理屋などの少人数の宴会
先方の要望がある場合はそれに従いますが、基本的に床の間に近い所が上座です。
人数が多い宴会
上座の中央が最上席となり主賓が座ります。
その右隣りが第二位者の席となり主賓の左隣が第三位者です。
幹事は入口に最も近い未席に座ります。
乗り物のマナー
車の座席順位
当事者が運転する場合
4~5名で乗車するなら助手席が上座となります。
後部座席に3名で座る時は真ん中が最も下座です。
3名で乗車する場合は、後部席は1名でゆったり座れることになるため後部席が上座という考え方もあります 。
乗車時に「後ろの席がゆったりとお座り頂けますがいかが致しましょうか?」と尋ねるとよいでしょう。
タクシーなど運転手がいる場合
基本は助手席が下座になりますが、後部座席の真ん中は座り心地が良くないため下座になることもあります。
助手席には道案内をする人が座る場合もあります。車の乗り心地を配慮して場所を決めると良いでしょう。
飛行機・新幹線
- 窓側の席が上座(最上位)
- 3人がけのシートの場合は通路側(二位席)
- 中央席が下座(三位席)
- 進行方向の窓側が上座(最上位)
- 進行方向の逆の窓側 (二位席)
- 進行方向の通路側 (三位席)
- 進行方向の逆の通路側(四位席)
最後に
今回は、打ち合わせなどの座席順や乗り物での座る位置についてお伝えしましたがいかがでしたか?
基本的なルールは覚えることができても、それ以外のパターンは迷ってしまうかもしれませんね。
迷った時は「1番落ち着いて座れる席が上座!」と考えて行動してみて下さい♩